書くのは面倒くさい!(BB) |
書くことを嫌がる子たちを、一体どうすれば喜んで書いてくれるようになるだろうかと考えている時に、ふと気が付いたのが、その子たちの台詞「面倒」「面倒くさい」だったそうです。
「面倒なことの中に大事なことがある。 面倒は禁句にしよう。」
と提案しようと思っていた矢先に、一人の子が、
「今日ね、担任の先生が『みんなの好きな言葉を言ってみよう~』って言ったんだ。そしたら。『面倒(という言葉)』って言った子がいて、めっちゃ怒られてた。」
と言うので、そうか、『面倒病』は英語教室だけじゃなかったんだ。
と改めて「面倒」撲滅をしなくてはとお考えになったそうです。
「面倒」なことは、私たち大人でも避けたいところですよね。中にはそうではない方もいらっしゃると思いますが…。
多種多様化している子どもたちの興味を、個々に対応するのではなく、どうすれば一網打尽に引き付けられるかが課題かもしれません。教師にはそんな楽をするようなことは望めそうもないですけど。
実は、昨年11月にお邪魔して、K先生とO先生の生徒さんをお借りして模擬授業(See: セルムブログ2013.11.02日)をさせていただきました。その時にTime for Spelling(セルム新教材)の一頁を全員にやってもらいました。たまたまK先生のこどもたち(書くことを楽しむグループ)が「あのプリントをもっとやりたい」と言ったのだそうです。
かたや、面倒君たちにとって、Time for Writing (センテンス単位での練習帳)が面倒そのものだったようだということでした。そこで、
Time for Spelling (単語単位での練習帳)を見せて「これからやろうか」と言ったら、面倒君たちの顔が「これなら OK」と言っているように見えたそうです。また、その後のご報告を下さるとのことですので、どうぞおたのしみに!
Time for Spelling が面倒病の生徒を一人でも二人でも救えることを願っています。【難波】