セロ弾きのゴーシュ |
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けして発表会の演目の話ではありません。時々、ふと頭に浮かぶ言葉です。
やっぱり、私は、セロ弾きのゴーシュです。
先日、北海道でB.B.カードを使っている先生たちの勉強会がありました。
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2014年 09月 11日
*・゜゚・*:.。.:*・゚・*:.。.:*・゜゚・*:.。.:* けして発表会の演目の話ではありません。時々、ふと頭に浮かぶ言葉です。 私が「英語の先生」と呼ばれるようになって久しく経ちます。が、その間、ずっと自信にあふれて子どもたちを導いていたかと言うと、けしてそんなことはありません。いえ、むしろ、いつも「このやり方でいいのだろうか」「自分に力はあるのだろうか」「自分が子どもたちにしてあげるべきことは何か」と、いろいろなことに悩み続けてきたと言ってもいいくらいです。 教材1つ選ぶためにあちこちのワークショップに出かけて行きましたが、どうしても何か根本的なところで納得ができていませんでした。8年前、B.B.カードに出会い、ついに“ワークショップ難民”の生活から解放されるとともに、私自身が成長し、また、先生としてするべきこともはっきり見えてきたと思っています。 「英語力」に対する考え方も変わりました。昔は…、いえ、B.B.カードを知る前までは、私も語彙の量が英語の力を決めると思っていました。単語を暗記して日本語の意味が言えれば日英の変換ができる、それが英語力だと。私自身の英語力もそのやり方でしか伸びないと思い込んでいましたから、英語の先生としてもっと英語の勉強をしなくてはならないのに、子育て真っ最中の頃は「忙しくて集中できない」、40歳を過ぎてからは「暗記力が落ちてきた」なんて、焦ったり、あきらめたり…(笑)。 そんな私が、BBメソッドから学んだことは、語彙や和訳よりも大事なことがあるということ。それは、土台となる英語の基礎力。この土台は、いろいろなものによって培われます。大量のインプット、イマジネーション、内容に注意を向けること、間違いを恐れないこと、仲間、伝えたい気持ち、たくさんの経験や知識や概念、日本語の力、そして、言葉を楽しむということ…。そうして培われた土台は、目には見えないけれど、無限の英語力に発展していきます。そう気づいたときには、私自身の英語力も以前とは違う形で成長していました。 「B.B.カードを使い始めて何が一番変わったか」と聞かれれば、私はきっと「私が変わりました」と答えるでしょう。私が変わったから、子どもたちに向ける目や気持ちが変わり、授業が変わり、そして子どもたちが変わってきた、そう思うのです。 でも、私を成長させてくれたのはBBだけではありません。私を本当に成長させてくれたのは、実はマジカルの子どもたち。さらには、大人のクラスに来てくださっている方々。「先生」という立場で出会ったすべての人々です。導いているつもりが、いつの間にか導かれ、多くのことを学びました。これはすべて運命が仕組んだことかもしれない、いや、実はみんな最初から知っていたんじゃない?そんな風に思えてくるほどです。 やっぱり、私は、セロ弾きのゴーシュです。 *・゜゚・*:.。.:*・゚・*:.。.:*・゜゚・*:.。.:* 先日、北海道でB.B.カードを使っている先生たちの勉強会がありました。 20名ほどが参加した勉強会の最後は「ワールド・カフェ」形式のセッションでした。1つの「問い」について自由に考えを言葉にし、耳を傾け、みんなでシェアしていきます。 今回の「問い」は、"What do you think B.B. Cards can do for Japanese children?"でした。 たくさんの収穫がありましたが、その中に「B.B.カードを使うことで、子どもたちだけではなく、先生たちも変わることができる」という気づきがありました。 参加した先生たちは、その大切な気づきを胸に、またそれぞれの教室へと帰って行きました。 【魚住】
by selm_BB
| 2014-09-11 00:00
| Magical 通信
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