小学校の先生も元気にB.B.!~小学校B.B.教職員研修 |
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2016年 02月 25日
先週、千葉県Y市立O小学校で教職員対象のB.B.カード英語活動研修に講師として参加させて頂きました。Y市では2012年から市内全小学校で1年生から6年生まで英語活動を行っています。各小学校から提示されている年間活動プランに沿って、保護者や地域のボランティアからなるCTA(Community Teaching Assistant)達が中心になり、それぞれが個性豊かに活動をしています。最近は市内にB.B.カードを使用する小学校が増えて来ましたので、2~3年前から教職員の先生方からも、BB研修の依頼を頂くようになりました。(昨年はY市以外の教育委員会からもBB研修の依頼を頂きました。) さて、放課後、図書室に教職員の皆さんとCTA合計27名が集合。教頭先生からご紹介いただきまず、B.B.カードがなぜ小学校英語活動に適しているかについて、次のように話しました。 この年齢の子ども達は、音声言語の認識習得能力が大変優れていることはよく知られています。B.B.メソッドではまず「全体から個へ」つまり中学3年間で学ぶ単語、フォニクス、語彙、文法等が入った様々な英文を「丸ごと」まずゲームをしながら声に出して「言う」ことから始めます。そうすることで、この年齢の子ども達の最も得意とする力を引き出すことができるのです。狙いは「英語の語感」を育てること。それから、大切なのはBBの遊びを通して皆が仲良くなって欲しいこと。これがコミュニケーションの基本となるからです。 さて、B.B.ゲームの前には、いつも簡単なMusic Game や英語のラジオ体操等をやります。文字どおりウオームアップ。その後、いよいよB.B.カードタイム。今回は同じテーブルに座っている人同士がチームメイトです。 I : Instructress P: Participants I : 「チーム対抗B.B.カード大会」を始めます。(言いながら黒板にBig BBカード6枚をアトランダムにマグネットで留める) 「今から英文を言います。どの絵のおはなしか気が付いた人は手を挙げてください。」 “ The first card is, Happy Henry has gone to Hawaii.” P: ハイ! ハァイ! (ビックリ!最初からたくさんの手が挙がりました。) I : (一番最初に手を挙げた人に向かって) “ OK! First, share your idea with your team mates. Then, come up here and touch the card.” 「 チームの皆さんに答えを伝えて、全員であたりのカードにタッチしてください。」 I : “Let’s say, one! , two!, three! Touch!” I&P: ” One! , Two! , Three! Touch!” (チームメンバー以外の人も全員大きな声で言う) チームメンバーは全員「タッチ!」の声に合わせHappy Henryのカードの上に手を載せました。 I : ピンポーン! 当り!(全員拍手) この「カード当てっこゲーム」のねらいは、はどの子にも「ゲームに参加している」という気持ちになってもらうことです。正解か、不正解かは大した問題ではないことを感じて欲しいのです。このようにして6枚全部を紹介した後は、レギュラーサイズのB.B.カード6枚でブラックアウトゲームをしたり、トランプの「神経衰弱」ゲームで大変盛り上がりました。最後に英語でチーム毎のポイント計算。 チャンピオンチームに拍手を送り、終了しました。 さすが、小学校の先生方はセンテンスを言う声も元気で大きく、終始笑いの絶えない研修となりました。 終了後に書いていただいた感想を少しご紹介します。 〇小学校で楽しみながら、無理なく英語を学ぶ回路をつくることを実践を含め分かり易く教えて頂きました。中学校で単語、文法などの学習になったときに、1からでなく確認作業となるのが、子ども達も気が楽になると感じました。小学生は「徒然草」や「枕草子」などの暗唱をすぐに出来てしまう力があり、うらやましいくらいです。音として発音しながら、いつの間にか覚えてしまうことはとても効果的だと思います。 〇数年前から学級担任が主となって授業を・・・と言われて続けてきて、いよいよ来年!正直何をどうしてよいものか、不安しかないですが、今日の研修で私でもやれる事はありそうな気がしました。発音がとっても気になり自信を持てませんが・・ 〇カードを活用してグループで楽しく活動できました。何度も繰り返してセンテンスを言っているうちに自信を持って言えるようにもなりました。充実した研修でした。 〇B.B.カード方式で言う事に慣れるのは大変良い。是非子ども達に経験させてやりたいと思います。学校として、出来ればY市として採用し教師が同じ研修を受けて自信を持って教えられるようになると良いと思う。現状では方針や、やり方がはっきり決まっていないので取り組みづらいと思います。 〇話せること=楽しい 英語を学習する(勉強する)という硬派な考えから、楽しく柔らかく学べるのだと気付けて、これからの英語活動に活用してみたい。 〇気楽に英語に取り組め、苦手意識のある者にとっては気持ちが楽に感じた。 担任主導の「英語活動」にB.B.カードが取り入れられれば、「子どもも先生もみんな元気で英語大好き」になること請合いです。【中村】
by selm_BB
| 2016-02-25 00:00
| 小学校英語
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