B.B.カードDE小学校英語 ワークショップ レポート |
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2017年 08月 31日
セルムの中村です。 今日は8月20日にセルム四谷セミナールームで開催された「B.B.カードDE小学校英語活動ワークショップ」の様子を報告いたします。 当日は、地方から小学校の先生、小学校の英語指導員の方、親子英語サークルを主宰している方、近いうちに小学校や学童保育等でBBを使用する予定のある方々の参加がありました。皆さんに共通しているのは、通常のお教室よりも大きな集団でB.B.カードを使う可能性があるという点でした。 最初に、「B.B.カード・メソッド」が、小学校英語活動に適している理由の中から一番大切な2点をお話ししました。 一つ目は、「B.B.メソッド」は音から入るという点です。 この年代の子ども達は、音声言語の認識、習得能力が大変優れています。そのため、音から入る「BBメソッド」は彼らにとって最適なのです。 歌をうたうようなイメージで繰り返しB.B.カードの基本文の「音遊び」をすれば、どの子ども達も英語らしい抑揚で様々な英文を言えるようになります。 これが「土台」となり、後のフォニクス学習、コミュニケーション活動、ライティング活動等へと無理なく導くことが可能となるのです。 二つ目は、「B.B.カード」を使った「音遊び」が常にグループ単位であり、子ども中心に進めることができる点です。そのため、約30人の通常学級の中、自然にグループ内での人間関係、お互いを認め、受け入れあう姿勢をも育くんでいく機会となるのです。これはコミュニケーションの基本ですね。 さて、続いては、皆さんには「小学生」になったつもりで、実際の第1回目の活動案にしたがい疑似体験をしていただきました。第一回目の活動案には、その後のクラス運営をスムーズに進めるための子ども達との「おやくそく」、「チーム分け」などの大切な要素がつまっているからです。 B.Bカード考案者の「都葦さん」こと難波先生も、この日は小学生の「都葦ちゃん」として飛び入り参加(^^)。 それにしても、皆さんとてもお行儀の良い「クールな児童達」で、私自身も違った人になったみたいな気がしました。(^^; というのも、実際の子ども達だったら、初めてMrs. Monkey やDr. Smith, 等のキャラクターの絵と対面した瞬間、「ワァ~!」、「キャァ!」、「アハハハハ」、といったどよめきや笑いが起こるのです。 子ども達のこういった声や表情を見ると、私までウキウキしてきて、次に言おうとすることばがすっと口から出てきます。まさに「頭グルグルスイッチ」が入るのです。 これも子ども達との(心の)コミュニケーションかなと感じています。 さて、ワークショップは全てBBメソッド基本3原則の「全体から個へ(トップダウン)」、「基本は遊んで学ぶ」、「いい加減が好い加減」に基づいて進行しました。たとえば、小学生お馴染みのアクティビティ、Head &Shouldersも全体から個へと「気づき」の要素を加えて、皆さんの笑いを誘いました。 通常のBBゲームも少し工夫を加えれば、子ども達の集中力を絶やさないで、大勢が繰り返し楽しめるゲームに変身できます。この日は通算100回以上(?)は、BBセンテンスを唱えることができたと思います。 最後のプログラムは「BB コーラス」にしました。これは、グループごとに選んだカードを輪唱のよう に時間差をつけて言い始め、最後は「指揮者」の合図で「ピタッ」と止まる、というだけの活動なのですが、子ども達にとても人気のある「遊び」のひとつです。 「指揮者」役は全員が交替してやってみました。背のお高い小学校の先生は大きく手を振って飛び上がったりのダイナミックな指揮、普段から大勢の子ども達全員に「分かりやすく」を心がけていらっしゃるのだなぁと感心しました。「都葦ちゃん」は音の強弱をあげた手の高低で指示する指揮、一見地味だけどとても効きます。中には、まるで本物のオーケストラや合唱の指揮をなさっているように演じてくださった方々も・・・。皆さん、それぞれにとても素敵でした。 このように、BBセンテンスを繰り返すだけの単調に見えるゲームも、皆さんの個性豊かなパフォーマンスでこんなにも楽しく、皆と一体感を感じることができるものなんだ、と改めて感じました。 参加者の皆様、ありがとうございました。 ★最後に、皆さんからの感想をご紹介します (^^♪ BBカードの実践は英語の授業という位置付けをこえて、クラスの人間関係も良くしていく力を感じました。エンカウンターの時間でもあるのですね。 センテンスで覚えていくことで応用、活用の可能性を感じました。耳と意欲を育てて必ず中学校英語の学習の土台になりますね。 初回のデモが正に求めていた内容でした2学期はもっとB.B.カードを使いたいです。HP(ブログ)も参考にさせて頂いていますので、今後も続けて頂けると有難いです。 英語活動にあたって希望すること達成に近づけておきたいこと(目的)は子ども達を5年後、10年後どのような学習態度(意欲、判断力など)を持ったこどもに育てておくか、だと思う。 ゆっくりとお話も出来て良かったです。小学生への教授法としてフォーカスした点が良いと思いました。同じゲームでもバリエーションがあることにさらなる実感!!でした。 全体的な流れから細かい点まで、随所にヒントがありました。ちょっとした配慮で活動が面白くなること、子ども達が集中し続けることができることを学びました。 授業の流れも教えて頂き実際の授業のイメージがわいてきました。これからの英語授業が楽しみになりました。 小学校の多人数の中でしか出来ない連帯意識、他の人の意見を聞き、自分の意見との共通性、違いを見出していこうとする態度、姿勢を育成することは、実はB.B.カードで学習する内容にたくさん隠れている。指導者がそのヒントを与え引き出すような努力を日々のレッスンで積み重ねていきたい。 【中村】
by selm_BB
| 2017-08-31 00:00
| 小学校英語
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