BBあるある劇場 (95) 〜 BBあればできるじゃん (1) 〜 |

1ヶ月前、雪虫の大量発生にげんなりしていましたが、ちゃんと本物の雪がやってきました。あんなに暑かったのに、冬はちゃんと来るんですね。
さて、今月からテーマを変えたいと思います。
私は、小学生にはB.B.カードしか使っていません。あとは、絵本の読み聞かせ、時々歌、そして毎年恒例12月の発表会(笑)つまり、B.B.メソッドだけでやっています。
よく、「BBだけでは不安で...」という話を聞きます。「BBではこれが足りない...」という声も聞いたことがあります。いつも不思議でしたが、きっと私が描いている「いつまでにこんな風に育ってほしい」というビジョンが、「BBだけでは」の先生達と少し違うのかな、と感じ始めました。目指していること、描いていることが違えば、「BBだけでは」いやいや「BBがあれば」と話していても、ずっと平行線ですよね。
という訳で、今回は、私自身の描くビジョンと、BBがあればそれが全部できるよ、という話をしていきたいと思います。
が、今、教室は発表会まで2週間というタイミングなんですね〜 ^^;;
なので、この時期に毎年のように感じている2つのことから始めます。
B.B.カードのかわりに台本を手に練習中の子ども達。セリフは英日ミックスですが、英語もたっぷりあります。私の台本は、劇というよりコントみたいな感じなので、テンポよくどんどんセリフを言っていきます。覚える量も多いです。毎回驚くのが、低学年でも英語のセリフが一息で言えるということ。また、BBで何年か遊んだ高学年は、初見でも台本の英語を自然なイントネーションで読めてしまう子が多いということ。その驚きを経験するたびに、BBが育んだ「土台」のありがたさを感じます。
また、台本を準備する時にも毎年感じることがあります。定番の絵本を題材にした劇は繰り返し登場します。その場合、前回の台本を下敷にして書くのですが、「あれ?7年前にやった時、どうしてこのセリフ、日本語にしたんだろう?」などと不思議に思うことがあります。「英語で言えるじゃん」と。もしくはお客様のために日本語を添えればいい程度。どうやら、私自身の「これくらい大丈夫でしょ!」というラインが上がってきているようです。私がそう思えれば、授業も変わる。そして、BBで作る「土台」自体も進化していくのかもしれません。
実は、この2つのことも、私にとってはまさに「BBがあれば」そのもの。来月からまた思いつくまま書いていきますね。
もしよければ、BBだけでは不安なことなど、コメントをいただければ、お答えしながら書いていきます。ご遠慮なくお寄せください。
【魚住】