スラスラ読めればOK? |
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2015年 11月 05日
「読書百遍、義、自ずから見る」ことはありません。 タイ在住の小学2年生、日本人坊やがいます。 彼は、タイのインターナショナルスクールに通っています。この国にはインターナショナルスクールが、アメリカ系とイギリス系をあわせると約60校あるとのことです。日本語の勉強は、両親がしっかりみてあげたり、公文に通わせて、毎朝、朝食前に40問の計算問題をするのが日課となっています。公文の算数でも段々グレードがあがってきて、問題を読んでから解く形式になってきました。彼は問題は難なくスラスラ読めますが、その意味が理解できません。当然、問題を「解く」ところまで到達できないのです。 日本在住の日本人大学生がいます。 「英語で得意なことは何ですか?」の質問に、「文法は苦手ですが、英文を読むことには自信があります。」と答えたその学生に、英文をよんでもらい、意味をたずねたところ、もう一度返し読みをしながら意味取りのための読み直しをはじめるそうです。(「英語で得意なことは何ですか?」という質問も、「?」ですけどね。) 生きてる時間は長いですが、分からないことばかりの老人がいます。 家電やパソコンなどの取り扱い説明書。読むことは読めるのですが、意味がさっぱりわかりません。字面を追って、読むことはできても、その文の背景にある知識がないので内容がわからないのです。今の家電やパソコンについては、自分が持っている古い知識からは推測すら不可能です。単に勉強不足なだけかもしれませんが、若い人たちに助けられて何とか生活しています。 「読む」ということは、文字から音を再生できるということを指すのではありません。書いてある内容の意味を理解できなくては「読む」とは言いません。これは、誰でもわかっていることだと思うのですが、こと、英語となると、「読めますが訳せません。」が当たり前のように言われています。B.B.センテンスの場合には、センテンスを言うと同時にその意味内容が「イメージ」できていれば大丈夫です。英文を翻訳して説明する(=教える)のではなく、子どもがイメージできるようにフォローしましょう。子どもはそのイメージを自分の日本語で表します。【難波】
by selm_BB
| 2015-11-05 00:00
| BBカードメソッド
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