逆立ちしたら見えるかな(17)~「学び」と「遊び」 |
カレンダー
My Link
カテゴリ
記事ランキング
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... 最新のコメント
タグ
検索
ブログジャンル
|
2017年 03月 23日
もちろん何事も例外はあり、B.B.カードでレッスンをしていると「先生、遊んでないで早く勉強しようよ」と、いう子も確かにいました。 しかし、最近の子どもたちは、特に都市部では、小学生でも「受験」に備えて「お勉強」に熱心に取りくんでいる子が大勢います。「えらいなあ」と感心する一方、果たしてこれでいいのかしらと思うこともしばしばです。 なぜなら、真剣に「お勉強」をしている子ども達がしていることの中身は「教えられた知識の蓄積に励む」ことだけだからです。 それだけで果たしていいのでしょうか? 単なる知識の蓄積だけでは、脱線もない代わりに、発展的な広がりも望めません。しかも、「教えられたことを教えられたとおり」にそつなく解答する中では、正解はひとつですから、冒険もできません。冒険ができなければ、自分の考えをはさむ余地がないのです。「考えないでいい」と言われているのと同じです。そして、そうした知識の蓄積が得意な子、記憶力がいい子、頑張れる子が「優秀な子」として認められていくのです。そんな「考えなくていい」「考える場がない」まま成長していく子どもたちの将来はどうなってしまうのでしょうか? 次の学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が重視されるそうです。このような「知識偏重」の学習の場に対しての反省から生まれた考えかもしれません。ただ、「学習の場」がそんなに簡単に方向転換できるものなのでしょうか? 私はむしろ、子どもたちに「遊びの場」を取り戻してあげるのが一番ではないかと感じます。この点につきましては、また次回。【難波】
by selm_BB
| 2017-03-23 00:00
| BBカードメソッド
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||