BBあるある劇場 (16) 〜「味方」でいること 〜 |
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2017年 04月 27日
もうすぐゴールデンウィーク。北海道もやっと桜の季節を迎えます。 さて、進級、進学した子ども達が、新しく始まることにわくわくしたのも束の間、1ヵ月経って、そろそろいろいろな現実に直面し始めた頃ですね。特に新中1は、忍びよる初めての定期テストの足音に怯え始めた頃ではないでしょうか? ・・・なーんて。 実は、うちの教室では学校の英語の勉強は一切見ていないので、放置。定期テストの結果も、1年生のうちは笑いとばしています。保護者の方にもそう説明しています。(今年もしなくっちゃ!) 理由その1 テストや成績は、英語の力と関係ない部分が多いです。処理スピード、性格などに負うところも大きい。ましてや新中1、どれくらいの準備をどうやってすればいいのか、それも含めて「学習」するのは本人だと思っています。 理由その2 その子の中に、自立した学習者への気持ちの変化がなければ、周りでどんなに心配しても、発破をかけても、どうにもなりません。ましてや叱ったところで逆効果です。本人の口から反省が出れば耳を傾け、受け止めます。 理由その3 B.B.カードで遊んできました。「英語の語感」と「自信」を育ててきました。テスト準備に慣れて来た頃、そして気持ちの変化が表れた頃、その語感がものを言うことを私は知っています。それに、BBで培われた過剰なくらいの自信は、テストくらいで失うようなものではありません(笑) 以上の理由から、うちの教室では授業の先回りもテスト対策もしていません ^^ その時間があったら、違うことをやりたいですし。 「それで大丈夫?」「もっと成功体験が必要なのでは?」と思われるでしょうか。 先生も、保護者の方も、もちろん心配ですよね。 でも、大人が「失敗をしないように」「安全に」と先回りして教えることが、子どもにとって力になるとは、私には思えないのです。小さなケガを体験して、多少痛い思いや怖い思いをして初めて、子ども達は「どうすればいいのか」を学ぶはずです。自分で考えて、自分で行動するはずです。 大人がしなくてはならないのは、子ども達にその小さなケガを経験させないようにすることではなく、ケガが致命傷にならないように見守ること。ケガをしない術を身につけてもらうこと。そういう意味では、もちろん放置ではないのです。そして、失敗して困っている時には、「何やってるの!?」「だから言ったでしょ!」と追い打ちをかけて叱ったり脅したりしないこと。 「敵」ではなく、「味方」でいてあげることだと思います。 そのためにも、私は、子ども達に学校の勉強を強いるより、私自身がもっといろいろ勉強していかなければならないと思っています。「どんな成功体験をしてほしいか」を考えるのではなく、「どんな風に成長していくんだろう」と楽しみにしたいので。 あっと言う間の3年間だからこそ、1年目をどっしり構えて見守りたいと思っています。 【魚住】 * 写真は、新中1(BB歴2年)の子が、この春休み中に描いてくれた「Charlie Champion 10連発」。大笑いしました ^^
by selm_BB
| 2017-04-27 01:52
| BBあるある劇場
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