BBあるある劇場 (18) 〜 今できていること 〜 |
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2017年 06月 15日
札幌の小学校では5月下旬に運動会があるのですが、今年は週末に限って雨にたたられました。1週延期してもまた雨だったり、何とか2週に分けて開催したところもあれば、結局あきらめて平日開催になったところも多かったようです。 私は、子どもの頃から本当に運動が苦手で、走るのも遅く、瞬発力もなく、何をやってもダメでした。運動会でも、朝早くから場所取りしてくれたりお弁当を作ってくれた親にも何一ついいところを見せられない子どもでした。要領だけはよかったので、一度だけ「障害物競争」の最後でネットをくぐり終えたところまでは7人中2番目だったことがありましたが、なぜかそこから直線で走ってゴールに着いた時にはビリになっていました。親友と走った二人三脚レースも、練習では息がピッタリで初めての1位も夢ではなかったのですが、本番では本気を出した彼女のスピードに付いて行けずに大転倒、そんな子でした(笑)以来数十年スポーツとは縁のない私ですが、幸い運動会や体育がトラウマにならかったのは、親が私の運動神経についてネガティブなことを一切言わず笑い話にしてくれていたからかもしれません。 いえ、うちの老親に限らず、運動の出来にガミガミいう親は今でもそんなにいないのではないでしょうか。体育、音楽、図工(美術)・・・技術的な科目はセンスや個性の観点で許容できるせいか、保護者の方も「できないこと」より「できるようになったこと」を見ようとする傾向があると思います。私は、英語も(他の外国語も)、本当は技術科目として見るべきだと思うのですが、残念ながら分類上はそうではないので、小学校に下りて来た時にややこしいことになるわけです。その上、英語教室でさらにその前倒しをしては、ますます子ども達を追い詰めることになりかねません。 小学生には、スポーツや音楽を楽しむように、英語をやってほしい。純粋に好き、楽しい、できることが増えていくのが嬉しいというものであってほしい。遊んで笑って(時には泣いて?)いろんなことを学んでほしい。もやもやもすることもあれば、ブレイクスルーもある。がんばる場所であってもいいし、居場所であってもいい。いろんなセンスや個性があっていい。苦手なことがあっても、「これならできる」ということを見つけてほしい。 たとえ自信をつけることが難しくても、少なくとも自信を失ってしまうようなことのないような場所にしたい。だから、私はいつも笑っているようにしています。笑って見ていれば、子ども達は、今自分ができていることを肯定的に感じることができるような気がするのです。 運動会ではビリの記憶しかない私です。それでも、運動会は楽しかった。きっと、友達、先生、そして家族の笑顔があったからだと思っています。 【魚住】 * 4コマ漫画は、小4女子(BB歴2年)。ついこの前まで、先に日本語で複雑なストーリーを考えついてしまい、文もそのまま日本語で書いていました。お話自体はおもしろかったので、それはそれで受け取って様子を見ていました。最近、友達が最初からBBセンテンスを合体したシンプルな英文を書いているのを見ていて突然霧が晴れたようです。これからが楽しみです ^^
by selm_BB
| 2017-06-15 11:29
| BBあるある劇場
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