逆立ちしたら見えるかな?(23) |
「言語習得は、神経言語学の視点からは、脳内に新たな神経回路を作ることを意味します。教室内で行われている言語活動で脳内の神経回路の構築と再編が行われ、文字指導を通して特に意識されることなく音声言語と書記言語の相互作用により子どもたちの脳が育まれると考えられます。」
「小学校の英語教育を英語の技能習得の場としてではなく、子どもの成長の場として捉え直すことが可能です。その意味で、小学校における文字指導は、中学校で学ぶ英語の前倒しではありません。」
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2017年 07月 27日
井狩先生は、高学年に文字指導が適している理由として「分析能力」が高まることをあげていらっしゃいました。合わせて、次のようにもおっしゃいました。
つまり、小学校の教室での「英語活動」を通じて、子どもたちの脳内に「英語」用の「神経回路」が新しく生まれる。低中学年に対して行う「音声中心の活動」に、高学年での「文字指導」が加わることで、自然と子どもたちの中に「英語を理解する脳」が育っていくという意味かと思います。 そして、以上のことを前提として、次のようにもおっしゃいました。
お話をうかがいながら、過去数年にわたりお邪魔した小学校での英語活動の現場の様子が浮かびました。その上で、「脳内に新たな神経回路」を作るためには、どれだけのインプットが必要なのか?現状の小学校の教室で行われている英語活動で、それは担保できるのか?そのあたりのお話も今後、機会があったら井狩先生におたずねしてみたいと思います。 今回、UD英語研究会の場でまた新たな「学び」がございました。 大変、感謝しております。 今後も、見識を深めるべく、様々な研究者の皆様とお会いできることを楽しみにしております。 【難波】
by selm_BB
| 2017-07-27 00:00
| BBカードメソッド
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