BBあるある劇場 (24) 〜 いつ始めるか? 〜 |
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2017年 12月 21日
教室の発表会が終わりました。今春にできた小1〜2クラスのメンバーも、サポート役の高校生たちとすっかり仲良くなって、とびきりの笑顔と元気な声で歌やセリフを披露してくれました。その「成功体験」も手伝ってか、保護者の方によると、発表会が終わってからの方がCDをよく聴いて歌っているというエピソードも(笑) 私にとって、小1〜2という年齢を受け入れるのは久々で、小1に至ってはB.B.カードを使い始めた2005年以降は初めてでした。思いの外意思の疎通ができるのだということも新鮮で、一緒にB.B.カードで楽しく遊べることも驚きでした。ごめんなさい、私はいったいどういう状態を想像していたんでしょうね(笑)秋には主語替えをした絵カードを作ってくれるところまでいきました。その様子は、以前このブログでも紹介しました。 認定講師をしていると、よく「BBをどれくらい使ったら、〇〇が始められますか?」という質問を受けます。BBのことがまだよくわからなければ、この疑問は当然だと思います。2005年にBBの体験会に参加した時の私も、もしかしたらこの質問をしたかもしれません。 私が、小1の子を相手に、いろいろなことを平気で持ち掛けるのは、もうそういう疑問を持たなくなった証拠なのだと思います。では、どうしてその疑問が解消したのでしょう。ヒントは、先の質問の中にあるように思います。 「BBをどれくらい使ったら、〇〇が始められますか?」 多くの先生がこの疑問を持つ時、「始める」と言いながら、「できる」ことを目標に据えてしまうのではないでしょうか。しかも、もしかしたら、クラス全体が「できる」状態を想像してはいないでしょうか。 「始める」のはいつでもかまわないはずです。ただし、子ども達の表情をよく見て、声をよく聴いていれば、の話。そうすれば、きっと、「ちょっとやってみようかな」という瞬間を感じるはずです。でも、あくまでも「やってみる」ということであって、「あ、まだ早かったかな」と思ったら、引っ込めればいいだけ。「できているか」を基準にするというより、「楽しめているどうか」「遊べているかどうか」という目で見れば、迷わず引っ込めることができます。しかも、「1回目」を軽く経験してもらったことになりますから、もしかしたら2回目に活きてくるかもしれません ^^ 成功体験は子ども達の心のエネルギーになります。それが自信です。「できること」を目標に置かず、「やってみたらできた」という体験をたくさんさせてあげたいと思っています。このかわいいクラスがそれを思い出させてくれました。 【魚住】 * 写真は、発表会の会場に、保護者の方が作ってくれた壁の装飾の一部。子ども達(小3〜5)の作品も並んでいます。
by selm_BB
| 2017-12-21 00:42
| BBあるある劇場
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