小学校BB英語活動 実況中継(37) |
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2018年 06月 05日
お久しぶりです。 中村です。 関東地方では紫陽花の美しい季節になりました。友人の住む北の国では、まだライラックの花が美しく咲いているそうです。このブログをお読みくださっている皆さまの地方ではいかがでしょうか? さて、お天気が心配だった小学校の運動会も5月中旬に無事終了し、ホッとしています。というのも、4月半ばから始まった英語活動は、運動会準備やその他行事の為、休みが続いていたからです。 今年度の私の担当は新2年生3クラス、各クラス約30人の児童たちがいます。どのクラスにもふざけ過ぎて、時々先生に注意されるやんちゃな男子たちがいる中で、女子はみんなお行儀の良い「おりこうさん」ばかりに見えます。(笑) そんな子ども達、昨年度はHRT(学級担任)主導の授業で沢山のB.B.カードを使って遊んだそうです。第1回目のクラスでBig B.B.カードを何枚か見せると、どの子も一斉にその英文を喜々として唱えてくれました。素晴らしい!! カードによっては大きな声になったり小さな声になったり、これは、どの程度各カードの英文が子ども達に染み込んでいるかのバロメーターにもなります。 第2回目のこの日は、Big BBカードとペープサートを使って初めての「言い換え遊び」をしました。 T: teacher HRT: 学級担任 S: student まず1枚の絵カードの大半を隠し、ヒントとして絵のほんの一部分だけを見せて「キャラクター当てクイズ」をしました。 T : ”Who is this?” それまで、英語ルームの床に思い思いの格好で座っていた子ども達は一斉に、前のめりになってじーっと絵を見あげています。 S : 「ハイ! ハイ! ハーイ!」(半数以上の子ども達が挙手しています。) その中でさらに立ち上がって手をあげアピールしているWちゃんを指名しました。 Wちゃん:“Dolly.......%ω#....dance....μ△....a dog.” (まだ正確では無いけど、ちゃんと英語らしい抑揚で言っています。!(^^)!) T : 絵全体を見せながら「そう!ピンポ~ン!」 Dolly Dimpleの絵だと当たればOK! このあと全員まるで歌を歌うように3回繰り返しました。 T ,S & HRT : “Dolly Dimple danced with a dog.“ “Dolly Dimple danced with a dog.“ “Dolly Dimple danced with a dog.“ ここで初めての「言い替え」クイズです。 Tは何も言わないでDolly Dimpleの顔の部分にMr. Zebraのペープサートを重ねました、 (写真左)その瞬間、子ども達は大爆笑! やがてじっと絵を見ていたYくんが次のように小さな声で言いました。 Yくん: “ Mr. Zebra Dolly Dimple danced with a dog.” T : 「そうね! Mr. Zebra danced with a dog.」 (TはYくんの答えを否定しないで、正しく言い替えるだけです。Yくん以外は違いに気づいていないようでした。) T :「みんなで言ってみる?」 S & HRT : “ Mr. Zebra danced with a dog.” ,“ Mr. Zebra danced with a dog.”, “ Mr. Zebra danced with a dog.” (だんだん大きな声になりました!^^) T :「犬と踊ったのはだれかしら?」 S (ほぼ全員): “Mr. Zebra! “ 「ゼブラ!」「シマウマ」 T : 「そうピンポ~ン シマウマと犬が踊るとどんなかしら?」 子ども達はこの質問にまた笑い出しながら、「エ~?」、「ムリだヨ」とか「大きさが・・・」等と口々に言いました。きっとMr. Zebraと犬が踊っている光景を想像したのでしょう。 次に取り出したのはみんなに大人気の“Tommy Tucker took a train.” これも絵のほんの隅っこだけしか見せなかったのに、いとも簡単にKくんが当てたのです。子ども達の絵の細部から全体を類推する力にはいつも驚かされています。 ここで再びペープサートの出番です。 Tommy Tucker の顔の上にBetty Botter の顔を重ねると(写真中央)、又、全員ひとしきり笑ったあと、「アッわかった!」といった表情の子ども達が答えました。今回は大勢います。 S(大勢): “Betty Botter took a train.” T : 「ピンポ~ン! Excellent!」 電車に乗ったのはだれ? S (大勢) : 「ベッティ!」 ”Betty Botter! ” この後、全員でいつものように3回繰り返しました。 今まで英語早口言葉のように「ひとつの塊」として唱えてきたBBセンテンスですが、このようにして主語を別のキャラクターと入れ替えれば、また違った「おはなし」が生まれることに子ども達は気づいていくのです。「教えられて」ではなく体験を通して。これが、B.B.メソッドの幹である「全体から個」の考え方なのです。 ではここで、みなさんに質問です。右端の写真の絵ではどんな文になるでしょうか? 【中村】
by selm_BB
| 2018-06-05 08:10
| 小学校英語
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