小学校BB英語活動 実況中継(41) |
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2018年 12月 05日
こんにちは! 中村です。 「師走」に入り、みなさま慌ただしい毎日でしょうか? 市内の公立小学校で大勢の子ども達とB.B.カードで遊び始めて7年になりました。まだ浅い経験ですが、いつも子ども達の学ぶ力に驚かされています。普段から沢山の英語の音を聞き慣れている子ども達は、新しく触れる英語の音に対してもとてもポジティブで、繰り返し遊んでいるだけなのに無理なく言えるようになるからです。 今回は、新しいBBフレーズ(BBカードのオリジナルセンテンス)の導入の様子をご紹介します。 約30人の子どもたちを前にして、6枚のBig BBカードを黒板にマグネットで1枚ずつ留めていきました。(写真参照)この中には新カードと既知のカードも加えました。子ども達は知っているカードを見つけると喜々として、元気よくシャドウィングします。まるで大合唱をしているようです!(^^)! では、レッスンを開始しましょう。 S : student T: teacher 黒板に貼り終えたA4サイズのカード6枚を見ながら質問しました。 T : ”How many cards are there on the blackboard?” “How many…?” と聞かれて数を答える質問は充分聞き慣れていますので、すぐに答えられます。 S : 「6まい! シックス! Six! 」(大勢が口々に) (中にはワン、ツー、スリーと指折りながら数えている子どももいます。) T :” OK ! Let’s count together." T &S : (Tは順番に絵を指しながら一緒に数えます。) "One! Two! Three! Four! Five! Six!" T : "Now, I would like you to give each picture a number. 「みんなで絵に1から6まで の番号をつけて欲しいの。これは何番にする?」 (左端にある絵を指しながら聞きました。) S 1 : 「ハイ! One!」 T : ”OK, number one!" (右手の指を1本立てて言いました) S (全員):" Number one! "(言った後で黒板のカードの上に① と書きます。) T : (2番目の絵を指しながら)「これは 何番にしたいですか?」 S 2 : 「ハイ! ナンバースリー!」 T : "OK! Number three!"(今度は指を3本立てて) S (全員) : "Number three!" (カードの上に③と書く) こんな風に各カードの上にアトランダムに①~⑥の番号を書き終わると、いよいよ「当てっこクイズ」の始まりです。(写真参照) T : 「今からこの絵の英語をアメリカの人の声で流します。どの絵の英語か分かったら手を挙げてね。」(TはCDの最初のセンテンスを流して止めました。) “Sister Susie sipped spicy soup.”(CD) S (大勢): 「ハイ! ハ~イ! ハイ!」 大勢の子ども達が身を乗り出すようにして右手をまっすぐ上に挙げます。一番 最初に手を挙げたKくんを指名しました。 T:”Share your idea with your friends. " 「Kくんのチームは前に出て来てね。」 Kくんは同じチームの3人と顔を寄せ合いヒソヒソ話しています。この後、席についている子ども達が、”One! Two! Three! Touch! ” と一斉に言うとKくんチームは6枚のうちの1枚の絵の上に4人同時に手を載せました。 一瞬、クラス中がシ~ンと静まりかえると、Tは頭の上に両手で大きな円を作り「ピンポ~ン」と言いました。 子ども達のワーと言う歓声が上がります。ヽ(^o^)丿 T : 聞こえた英語を聞こえたとおりに言ってみましょう! T& S : Sister Susie sipped spicy soup. Sister Susie sipped spicy soup. Sister Susie sipped spicy soup. (まだ口をモゴモゴさせるだけの子どももいますが、大丈夫!英語らしいリズムでのモゴモゴです。) T :「 Sister Susieはどんなスープを少しずつ飲んだと思う?」 S (大勢) : 「スパイシースープ!」 T : 「ピンポ~ン!そうね。Why did she sip spicy soup? なぜ少しずつ飲んだと思う?」 子ども達は一斉に笑いながら「辛いから!」と答えてくれました。(笑) 他にも ”Do you like spicy soup?” や“What kind of spicy soup do you know?”“ What is your favorite soup?” などとこの1枚の絵をもとに英語や日本語で子ども達とのおしゃべり(インタラクション)をします。それによって子ども達自身の日常生活との接点が増えれば、さらにことばとして生きたものになっていくと感じます。何より、どの子にも発言のチャンスがあるのがこういった「遊び」の良いところだと思っています。 こんな風にして6枚全部のカードで遊ぶとこの日の英語活動は終了となりました。市の教育委員会から提示された指導内容もさりげなく活動に取り入れています。お気づきになったでしょうか? B.B.メソッドは「遊びメソッド」とも言われます。カードの生みの親、難波悦子先生は「小学生時代にはB.B.カードでしっかり遊んでどのフレーズも英語らしいリズムで言えるようになっていると良いですね。BBの入っている子どもは後でぐんと伸びます」と仰います。【中村】
by selm_BB
| 2018-12-05 00:00
| 小学校英語
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