逆立ちしたら見えるかな(53)Chat Aid Cards |
カレンダー
My Link
カテゴリ
記事ランキング
以前の記事
2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 more... 最新のコメント
タグ
検索
ブログジャンル
|
2020年 03月 05日
全国的な学校休校など、落ち着かないニュースから始まる弥生となりました。
おうちで待機を強いられる子どもたち。 楽しみにしていた卒入学式が中止になってしまった学生の皆さん。 ご家庭と職場との間の時間配分で四苦八苦なさる親御さん。 日々変わる上からの要請に必死で対応している学校現場の先生方。 そして、レッスンもお休みのままもどかしく感じていらっしゃるだろう町の英語教室の皆さん。 医療現場はもちろん、全国のいたるところで不安と焦りがつのっているように感じます。 子どもの成長を「待つ」のがB.B.カードの特徴のひとつです。 今のいろいろな混乱も「待つ」ことで乗り切れる部分があるはずです。 皆さん、一緒に春を待ちましょう。 **** さて、前回ご紹介した実験中のChat Aid Cardsについてもう少し説明いたします。 この教材を開発しようと思った理由が二つあります。一つ目は、子どもたち(そして先生方)のこころをもっと「あそび」に向けて広げたいという思いからです。B.B.カードを使ったレッスンでは「ゲームを楽しみながら、センテンスを大きな声で言う。」ということを目的としています。それが習慣形成となり、脳に英語の言語野を作ることに結びつくからです。また、子どもたちには「リピート」をすることを約束してもらうよう先生方にもおねがいをしてきました。 このことが、いつの間にか「リピートを無理やりさせる」「センテンスを『覚えさせる』」という風に誤解され、ひとり歩きをしている場合があるようです。そしてその理由として、先生方がどうしても「英語は教えるものだ」という発想から抜け出せないことがあげられます。「英語は教えるもの」というやり方の効果に疑問を持ち、「逆転の発想」で生まれ、育ったのがB.B.カードです。「教えるための教材」ではなく「遊びながら英語を口にする」ためのツールとしての原点に戻っていただきたいのです。 理由の二つ目は、英語で「おしゃべり」をもっとしてもらいたからです。 B.B.カードをめぐっては、先の「センテンスを覚えさせなければ」の誤解がある一方、「実際の会話につながらない」というご意見も多く受けてまいりました。そこで、B.B.カードのそれぞれの「絵」を使って会話を展開する「インタラクション」の方法を提案もして参りましたが、そのやり方が「わからない、やりにくい」という声が多数あるのも実情です。そこで、「インタラクション」をさらにやりやすく、より楽しいものにするために、この補助カードを使ってもらいたいと考えたのでした。先生と子どもたちでたくさんの「英語のおしゃべり」が生まれますように、、、の思いを込めたので名前はChat Aid Cards(おしゃべりヘルプカード)となりました。 以上のような経緯で作成中のChat Aid Cardsですが、このカードが「英語寺子屋」でどんな風に使われて、どんな「おしゃべり」を子どもたちが楽しんだか、、についてのお話は、また次回といたします。 皆様、くれぐれもお体大切にお過ごしください。【難波】
by selm_BB
| 2020-03-05 00:00
| BBカードメソッド
|
Trackback
|
Comments(0)
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。
ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
|
ファン申請 |
||