逆立ちしたら見えるかな(94) B.B.レッスンのあれこれ(4) English Songs |
、前々回に紹介した、「動物の鳴き声」や「サイモンさんの命令」をB.B.カードに先んじて、あるいは一緒に用いたのは、
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2022年 03月 05日
こんにちは 難波です。 ちょうどB.B.カードが誕生した頃、巷の英語教室では「チャンツ」が全盛期でした。今でも小学校英語などで広く取り入れられているようですね。英語の文章を一定のリズムに乗せて口ずさむもので、一見、B.B.カードと似ているように見えます。以前、「B.B.センテンスにはチャンツに合わないものがいくつかあります。チャンツに合うように変えて欲しいです。」というご要望をいただいたこともあります。 英語の話し言葉のリズムを体得できるなど、チャンツの良さは私も理解しているつもりです。それでもチャンツではなく、前回 、前々回に紹介した、「動物の鳴き声」や「サイモンさんの命令」をB.B.カードに先んじて、あるいは一緒に用いたのは、 ・内容のイメージがしやすい(意味のない丸暗記ではない) ・大袈裟なアクションを使う必要がないので、内向的であるとか、外交的であるとかの個性に左右されることなく、どの子にも無理なく受け入れてもらえる と考えたからです。 もう一つ、英語へのハードルを下げるアクティビティに「歌」があります。 歌には本当に不思議な力がありますね。歌の意味内容などわからなくても子どもたちはすぐに覚えてしまいます。日本語の歌に限らず英語の歌でもそうです。私がレッスンをしていた当時、子どもたちは英語の歌を歌えることを自慢に思っているように感じました。この経験から、児童英語は歌から入るのがいいと今でも思っています。 そして、ABCソングはB.B.メソッドで直接的に扱わない「アルファベット」に触れるために実は必須の歌でもあります。最近では小学校の音楽の時間にABCソングを歌うところもあるようですね。 私の教室では、ABCソングの他、曜日の歌、月の歌、キラキラ星、ロンドン橋落ちた、Head, Shoulders, knees and toes、The Finger Family, Happy Birthday Songや定番のクリスマスソングも加えると14-15曲くらいの歌を取り上げていました。中には「歌」とは呼べないものもあるかと思いますが、フィンガープレイも含めてアクション付きのものを選んでいたのです。 当時とは違い、その気さえあれば」すぐにネットで色々な歌を手に入れることができるデジタル・ネイティブと呼ばれる現代の子どもたちは、自分の好きな英語の歌にすぐにアクセスできますね。この点に関しては大変良い時代になったことを喜んでいます。 あ、歌を入れた英語のレッスンが失敗したケースもあります。それはギャングエイジと呼ばれる小学3、4年生の男子生徒が相手だった時です。現在ではどうでしょうか? 「サイモンさんの命令」も「英語の歌」も「教えない」けれど子どもたちが英語を覚えてしまう点でB.B.メソッドと共通点があります。一方「教えなくて覚えるはずがない」とお考えの先生や保護者の方は、まだまだ多いと思います。 私自身が「教えなくてもいい」「教えなくても覚えるんだ」そして「教えないことが大切なのだ」と「気づいた」とき、本当にびっくりしました。魚住先生がこちらの記事で言及なさっていたEureka!そのものです。50年前にその単語を知っていたらEureka!と叫んでいたかもしれません(笑)。さらに多くの皆さんが「気づいて」くださりEureka!となることを願っています。【難波】
by selm_BB
| 2022-03-05 00:00
| BBカードメソッド
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