逆立ちしたら見えるかな?(8)~単語と文の間の深い溝 |

え~っと、「私の」は英語で”my”だな、、、その次に「バッグ」は。、"bag"だな、、、じゃあ、my bagかな?だいじょうぶかな~?言ってみようかな~?
カレンダー
My Link
カテゴリ
記事ランキング
以前の記事
2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 more... 最新のコメント
タグ
検索
ブログジャンル
|
1
2016年 09月 15日
![]() それまでは、まずは「単語」から、それからセンテンスを組み立て、英文のリズムやイントネーションを練習というプロセスを踏んでいました。ところが、例えば、多数群の子どもたちの間では、前回も簡単に述べたように、次のような現象がよくあったのです。 my=私の name=名前 is=です このように、単語とその意味はわかっています。そして、 My name is Toki. この文章の意味もわかっています。そして、スラスラと口にします。ところが、それでは試しに、、と、そこにあるバッグを指さして「『私のバッグ』は英語でなんていうの?」と尋ねてみます。すると、すぐにはこたえられない子が多いのです。それはなぜでしょうか? 子どもたちの頭の中を考えてみましょう。
と、この順序を経てから、はじめて、恐る恐る "my bag"と口にするわけです。つまり、"my"を確認し、その次に"bag"を確認するので、数秒ですが、その分、時間がかかるわけです。また、時間がかかる分、脳内で単語がふわふわとあちこちに動いてしまう子もいるかもしれません。単語レベルでバラバラにすると、意味がよくわからなくなっている様子でした。 先の例の"My name is Toki."がスラスラと一気に言えるのは、最初からそれを文章単位で丸ごとひとかたまりで耳にして、聞こえたとおりに言うことに馴れていたからではないでしょうか?(幼稚園児の中には、「マヨネーズイズ○○。」と言っている子もいましたが、それはお愛嬌ですね。)つまり、「まずは単語」からではなく、最初から英語らしいリズムとイントネーションをともにセンテンスで「まるごと」入れてみて、真似てみるほうが、子どもたちにはよほど負担がないのではないか? 以上のようなことを、宿題にした日英のことわざゲームで確信できたのです。 【難波】 ■
[PR]
▲
by selm_BB
| 2016-09-15 00:00
| BBカードメソッド
|
Trackback
|
Comments(0)
1 |
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||