B.B.カード★夏の特別ワークショップ |
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2017年 06月 29日
今年の夏は、B.B.カードのワークショップが目白押しです。 その中でも最大のイベントが、今年で15回目を迎えるサマーワークショップ(8月5日・セルム会員限定)。B.B.カードを使っている先生方が全国から集まり、互いに学びを深めます。 午前の部では、お二人の先生にご自身の教室での取り組みを発表して頂きます。 『あったらいいな 中学生にも英語体幹!』 (山形県/森の中の小さな英語教室 Hot Chocolate主宰 横山亜樹氏) 『どうすれば生徒たちがオリジナル作文の一歩を踏み出せるか』 (東京都/こども英会話教室Little Shining Stars 星野京子氏) 午後の部では、参加者のリクエストに沿ったゲームやテーマを取り上げてシェアリングします。現在リクエストを募集中ですので、日ごろの悩みや知りたいことなどをお気軽にお寄せください。 翌日は、本ブログ「BBあるある劇場」執筆でおなじみの 魚住久美子先生(B.B.メソッド指導者養成認定講師)によるB.B. Cafe(8月6日)が開催されます。 B.B.カードは楽しい。 B.B.カードはすごい。 それなのに、大好きなのに、時々どうしたらよいかわからなくなる…。 そんな悩みや不安をお持ちの方、話して、聞いて、一緒に考えませんか。 講座とも違う、情報交換とも違う、シナリオのないおしゃべりの場。 不安や悩みから新しい気づきが生まれるための大切な時間。 心をこめてお手伝いいたします。 きっと、ますますB.B.カードが好きになっていただけると思います。(by 魚住) そして、以前から開催希望の声が多かったB.B.カード de 小学校英語活動(8月20日)。 一度に30名前後の児童へのB.B.カードの導入方法・アクティビティ・学校側から提示された年間活動計画との融合の仕方・クラスマネージメントなどを学びます。 講師は6年前から公立小学校でB.B.カードを使った英語活動を始め、今では教職員や英語指導員の研修も担当している中村由紀子先生(セルム児童英語研究会代表)です。本ブログの「小学校BB英語活動 実況中継」も執筆しています。 その他、体験会や入門講座、Basic Courseなど定期的に開催される講座や勉強会、セルム会員有志によるサマーセミナーでのB.B.カード体験授業など、この夏はB.B.カードを深く知るチャンスが数多くあります。ぜひ、ワークショップへお出かけください。 *各ワークショップの詳細は、http://www.selm-j.com/seminarをご覧ください。
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by selm_BB
| 2017-06-29 00:00
| その他
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2017年 06月 22日
![]() 今回は、さらに今後の課題となることについて考えをめぐらせたいと思います。 再び井狩先生のお言葉から引用いたします。 「言語習得をさらに進めるためには、英語を単に使うことから、英語自体に目を向けるようになることが必要不可欠です。」 (下線部筆者加筆) ここで、井狩先生は「英語を単に使う」とサラリと仰っていますが、この部分がとても大事なように思います。この前提があって、はじめて、文字なり文法なりの「知識」をともなう「英語」に目を向けるということが可能になるという意味だと私なりに解釈しております。だとすると、この「英語を単に使う」環境を作ることがとても大切ですね。 これは「英語の音をたくさん耳で聞き、五感を使っていろいろな体験や状況を通じてなんとなくわかる」環境です。母語を身につける場合には、あたりまえすぎて問題にならない環境ですが、EFLの場合、なかなか作りあげることが難しいのではないでしょうか?これは、各地の小学校を見学して、また、さまざまな児童英語の実践の様子を観察してきての実感です。 最近のベネッセの調査では、「小学校英語が中学で役に立っていない」と感じている中1生の数が増えたそうです。小学校での英語教科化を目前として、小中の連携ももちろんですが、小学生には、小学生らしい形でその後に続く本格的な英語学習の「土台」となる力を身につけてもらいたいです。 そのためにも「英語を使う」という環境を作っていくお手伝いをこれからもしていきたいと考えております。【難波】 ▲
by selm_BB
| 2017-06-22 00:00
| BBカードメソッド
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2017年 06月 15日
札幌の小学校では5月下旬に運動会があるのですが、今年は週末に限って雨にたたられました。1週延期してもまた雨だったり、何とか2週に分けて開催したところもあれば、結局あきらめて平日開催になったところも多かったようです。 私は、子どもの頃から本当に運動が苦手で、走るのも遅く、瞬発力もなく、何をやってもダメでした。運動会でも、朝早くから場所取りしてくれたりお弁当を作ってくれた親にも何一ついいところを見せられない子どもでした。要領だけはよかったので、一度だけ「障害物競争」の最後でネットをくぐり終えたところまでは7人中2番目だったことがありましたが、なぜかそこから直線で走ってゴールに着いた時にはビリになっていました。親友と走った二人三脚レースも、練習では息がピッタリで初めての1位も夢ではなかったのですが、本番では本気を出した彼女のスピードに付いて行けずに大転倒、そんな子でした(笑)以来数十年スポーツとは縁のない私ですが、幸い運動会や体育がトラウマにならかったのは、親が私の運動神経についてネガティブなことを一切言わず笑い話にしてくれていたからかもしれません。 いえ、うちの老親に限らず、運動の出来にガミガミいう親は今でもそんなにいないのではないでしょうか。体育、音楽、図工(美術)・・・技術的な科目はセンスや個性の観点で許容できるせいか、保護者の方も「できないこと」より「できるようになったこと」を見ようとする傾向があると思います。私は、英語も(他の外国語も)、本当は技術科目として見るべきだと思うのですが、残念ながら分類上はそうではないので、小学校に下りて来た時にややこしいことになるわけです。その上、英語教室でさらにその前倒しをしては、ますます子ども達を追い詰めることになりかねません。 小学生には、スポーツや音楽を楽しむように、英語をやってほしい。純粋に好き、楽しい、できることが増えていくのが嬉しいというものであってほしい。遊んで笑って(時には泣いて?)いろんなことを学んでほしい。もやもやもすることもあれば、ブレイクスルーもある。がんばる場所であってもいいし、居場所であってもいい。いろんなセンスや個性があっていい。苦手なことがあっても、「これならできる」ということを見つけてほしい。 たとえ自信をつけることが難しくても、少なくとも自信を失ってしまうようなことのないような場所にしたい。だから、私はいつも笑っているようにしています。笑って見ていれば、子ども達は、今自分ができていることを肯定的に感じることができるような気がするのです。 運動会ではビリの記憶しかない私です。それでも、運動会は楽しかった。きっと、友達、先生、そして家族の笑顔があったからだと思っています。 【魚住】 * 4コマ漫画は、小4女子(BB歴2年)。ついこの前まで、先に日本語で複雑なストーリーを考えついてしまい、文もそのまま日本語で書いていました。お話自体はおもしろかったので、それはそれで受け取って様子を見ていました。最近、友達が最初からBBセンテンスを合体したシンプルな英文を書いているのを見ていて突然霧が晴れたようです。これからが楽しみです ^^ ▲
by selm_BB
| 2017-06-15 11:29
| BBあるある劇場
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2017年 06月 08日
こんにちは! 中村です。 新緑の美しい季節、千葉県Y市のほとんどの公立小学校では先月末運動会が行われました。 運動会前には練習などで時間割に変更があります。そのため、英語活動も合同となりました。 今回は、2年生2クラスの合同レッスンの実況中継です。 授業開始のベルが鳴る少し前から、”Hello!”, “Hello!” という元気な声とともに子ども達が英語ルームに入ってきます。あっという間に、カーペットが敷かれただけの部屋は普段の2倍の人数の子ども達とおとな4名でいっぱいになりました。 クラス毎に所定の位置についたところで、 “Wow!How many people are there in this room?” 「皆でこの部屋に何人の人がいるか数えてみましょう!」 部屋の右端に立っている子どもの頭を順番に触りながら皆で”One,Two, Three, Four, Five…. Sixty-eight…それに先生達も含めると、でSeventy…Seventy-two.”途中で突っかかっても皆で数えれば大丈夫。 “Seventy-two people are in this room” 「結局何人だっけ?」と聞くと再び指を折りながらone two three と数える子どももいます(^^;)さり気なく黒板に「72」と書きました。子ども達が「あっそうか!」と気づいてくれたら良いのです。 いよいよ「B.B.タイム」です。 「今から、2組対3組のBB大会をします。」と私が言うと、「イエ~イ!!」と子ども達は嬉しそうに握りこぶしを作った腕をまっすぐ頭上にあげました。やる気十分です。 2組のT先生と3組のR先生が、重ねたBig BBカード16枚から、交互に1枚ずつアトランダムに抜いては黒板に留めていきます。最終的に8枚のカードが選ばれました。(写真参照) 一方、子ども達はといえば、カードの絵を見ると思わずセンテンスが口をついて出るらしく、最初からず~っと2クラス分の「台形」が完成するまでBBセンテンスを途切れなく、3回ずつシャドウィングし続けていました。まるで、大合唱をしているみたいに。 次に、キャプテン役のT先生とR先生は黒板の16枚と同じ絵のミニサイズのカード16枚から絵を見ないで1枚ずつ引きます。「当てっこゲーム」の開始です。 当たれば黒板にある該当カードを裏返し、最初にどちらかの組の台形上段3枚が裏返ったチームが勝ち。その間、子ども達はよーく考えなければなりません。「頭をぐるぐる」の状態です。 カードを引く順番はT先生とR先生がジャンケンして決めます。子ども達が一斉に口にする”Rock,Scissors, and Paper, One , Two, Three!”に合わせるようにおふたりは、大きく手を振り回します。さすが、小学校の先生方は演出がお見事。「アイコ」が何度続いても、子ども達は大声で“One! Two! Three! を繰り返しました。 本番前のジャンケンで、すでに子ども達の気持ちは充分盛り上がり、ひとつになっていくのを感じました。 T先生がジャンケンに勝利して、最初のミニカードを引きました。手の中に隠したミニカードを見ながらヒントを考えている様子。子ども達もし~んと静まり返ってT先生の手元を見つめています。この対照が素晴らしい! S: student T 先生 :” I see something yellow.” S大勢 : 「ハイ!」「ハ~イ!」「ハ~イ!」 T 先生がM君を指名しました。M君は”Tommy Tucker took a train.“と元気な声で言います。 それに続いて68人全員が2回シャドウイング ”Tommy Tucker took a train. Tommy Tucker took a train.“(普段の声の2倍のボリュームで!) T先生: 「ブッブ~」 別の絵カードに黄色の色があるカードを見つけたOちゃんは “Lucy Locket lost her letter.”とひとりで上手に言えました。続いて全員で “Lucy Locket lost her letter.” “Lucy Locket lost her letter.” T 先生: からだの前で両手で大きなバッテンを作り、残念そうに「ブッブー!」 S 全員:「エ~!」子ども達はますます真剣な顔で黒板に貼られた絵を見つめています。 「“A hint please!” と言ってみたら?」と私が促すと、 S(全員): “A hint please!” ( ”one ,two, three”と声をかけた後に) T先生:”I see a dog.” このヒントで「分かった!」と言って大勢の手が挙がりました。 S(大勢): “Dolly Dimple danced with a dog.” “Dolly Dimple danced with a dog.” T先生:頭の上に両手で大きな丸を作ってニコニコしながら「ピンポ~ン!」 黒板にあるDolly DimpleのBig BBカードを裏返すことが出来ました。次はR先生がカードを選ぶ番です。こんな風なレッスンで、結局今回の勝利チームは2年3組でした。 初めて合同クラスをする時は、「どうしよう?」とハラハラしたものですが、最近は児童数34名のクラスが突然68名になっても、全く慌てなくなりました。普段のBBと同じように大勢でのBBもこのように充分楽しめることが分かったからです。【中村】
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by selm_BB
| 2017-06-08 00:00
| 小学校英語
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2017年 06月 01日
![]() 以来、このやり方に共感してくださる指導者の皆さまや、「B.B.大好き」から「英語大好き」に育った子ども達に支えられて使い方もどんどん進化中です。 大変ありがたいことです。 B.B.カードは英語を教える子ども達がヒントをくれて誕生しました。つまり、何らかの理論をベースに作られたものではありません。そのため、「データに基づいていない」「主観的すぎる」などのお言葉を受けて悲しい思いをすることもこの40年の間には数え切れないほどございました。 そのためでしょうか、B.B.の良さを学術的、理論的ににサポートしてくれるものがあると大変嬉しく、また大変励まされる思いになります。 実は、先日もとても興味深いお話を伺う機会がありました。今回からしばらくは、そのお話から私が感じたことを「芋づる式」にご紹介いたします。 参加したのは英語教育ユニバーサル研究会(略称:英語UD研究会)という勉強会です。この会は、「すべての子どもたちにとってわかりやすい」英語の授業について真摯に考える皆さんが研鑽を積んでいらっしゃいます。 5月の勉強会では大阪市立大学大学院教授の井狩幸男先生のレクチャーがありました。テーマは、「脳科学から見た言語習得の仕組み」。これが、私の実感と経験に大変近いものでした。 まず井狩先生がお話しなさったのが「言語教育における文字の役割」です。 私が興味を持った部分について、いただいたハンドアウトから抜粋いたします。 前者の「早期言語教育で文字を扱うことは・・・」のくだりは、自分の経験に照らしても納得することしきりです。子育てを経験したことがある方は皆さんそうお感じになるのではないでしょうか?もちろん、母語(日本語)での経験からということになりますが、日本語の場合、ひらがなやカタカナを読み始めると、子どもたちの語彙も増えますね。そんな様子をみると、一段と成長を感じるものです。 後者の「小学校の低学年及び中学年で・・・」の部分ですが、B.B.メソッドではまず「絵と音」の一致を図りつつ「声かけ」で「意味と音」を結びつけていきます。そこが整いかけたあたりで本格的に文字の「導入」をいたします。つまり、絵カードを使ってたくさん「遊ぶ」中で、井狩先生のお言葉を借りると「コミュニケーションの基礎固め」をしているわけです。 また、以下のようなお話もありました。上記同様にハンドアウトからご紹介します。
要するに、まずは「全体を音」で。その後、文字を学ぶことにより、その「音のかたまり」の中からひとつひとつの単語や単音に気づくことができる、ということですね。 B.B.カードに即して考えてみましょう。 「ベティボターボーサンバター」が"Betty" "Botter" "bought" "some" "butter"と「分かれている」ことに気づく、「へー、『ボーサン』じゃないんだ。"bought" "some"なんだ!"bought”は『買った』ってことなんだね!」これが「英語自体に目を向け、分析的に扱う」という意味ではないでしょうか? 「全体から個」と私は長年申し上げて参りました。井狩先生のお言葉では「全体から部分」ですが、その方向に意識が動くことが言語を習得する上で非常に重要かつ有効だとのお話で、「まるでB.B.!」と、お話を伺いながら大変嬉しく、ドキドキいたしました。【難波】 ********** 英語教育UD研究会:https://www.manabishien-english.jp ▲
by selm_BB
| 2017-06-01 00:00
| BBカードメソッド
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