BBあるある劇場 (25) 〜 BBっ子達の英検 〜 |
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2018年 01月 11日
本年もどうぞよろしくお願いいたします ^^ さて、お正月気分もそろそろ終わりというところで、英検が近づいてきていますね。 うちは、英検は団体申し込みで受け付けて、当日は勝手に本会場へ行ってもらうという、大雑把なやり方でサポートする教室なもので、ここ数年は受験人数もかなり少な目で推移しておりました。ところが、今冬はその反動か、久々に二桁の子達が受験することになりました。連鎖反応で申し込んだ「当たって砕けろ」的なチャレンジャーや、教室に来た時以外過去問を一切開かないらしいツワモノも数名いるので(笑)正直結果はわかりませんが、それもいい経験(?)かと。北国のちょっと長めの冬休みを利用して、5級から準1級まで級ごとに何回か集まって勉強会的にわいわいと過去問を解いております。 子ども達が決まって苦戦するのが最初のボキャブラリーのところ。文は読めるし意味もわかるのに、選択肢がわからな〜い!と嘆いています。まぁ、運も実力のうちよ〜♪と、ここでも大雑把に言い放つ私です。子ども達も「こうなったら野生の勘だ!」とか言いながらエイッと選ぶのですが、それがけっこう当たっていたりもします。おもしろいなぁと思うのは、BB導入以前は、ボキャブラリーの後半が苦手な子が多かったのですが、今は後半の方が正解率が上がることです。もうおわかりかと思いますが、後半は文法事項が入ってきますよね。難しい単語は選べなくても、文法的な勘は働くということです。 もう一つ、おもしろいと思ったのが3級や準2級にはなくなってしまった並べ替え。「並べ替え、楽しかったのにぃ〜〜」と残念がる子が続出。中にはやらなくていいのに「やりたい」と言って過去問の並び替えをやる子もいるくらいです。BB以前は苦手な子が多く、あーだこーだと解説しながらやっていたのを複雑な気持ちで思い出します。BBを導入してからは解説不要。子ども達もパズルのような問題が面白かったのでしょう。なくなって残念という気持ちもわかるような気がします。 BBっ子達を見ていると、ゆっくり育まれた「目に見えない土台」と、単語やフレーズでたまたま覚えていた「目に見えるオマケ」の両方が、いい具合に「野生の勘」(野生かどうかは別として)となって働いているのがわかります。私自身はBBで育っていない訳ですから、いったいどんな感覚なんだろう?と不思議な気持ちになります。できることなら、子ども達の頭の中を体験してみたいものです。 さて、「並べ替え、楽しかったのにぃ〜〜」はいいのですが、代わりに登場したのがライティングですね。BBっ子達、テキトーに書くことには慣れている子も多いのですが、さていったいどうなることでしょう。あと10日しかないので(うゎっ、ホントにあと10日しかないんですね!!)、最後はちょっと形を整えてあげなくては ^^;; 飽きるとB.B.カードやグラマーカードで遊び出すような、ゆるーい勉強会。冬休みも子ども達に会えて、一番楽しんでいるのは私自身かもしれません ^^ 【魚住】 #
by selm_BB
| 2018-01-11 00:00
| BBあるある劇場
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2018年 01月 04日
明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 語学の上達には「楽しみながら続けられる」ことが不可欠です。 子ども達はもちろんのこと、指導者や保護者の方も心躍る楽しい教材や情報を、今年もお届けしたいと思っております。 新教材や書籍の出版も予定していますので、どうぞお楽しみに!!
*************************************************** 只今、2018年の新規会員を募集中です。 セルム会員制度に登録していただくと、以下の特典がございます。
①定例会(東京)・勉強会(愛知・長野)への参加 ※8月に東京で行われるサマーワークショップには、全国からB.B.カードを使う先生方が大勢集まり、実践報告や情報交換をします ②Newsletter(年10回) ※勉強会の報告、ゲーム紹介、FAQなど情報が満載です ③各種講座受講料の1割引 ④セルム出版教材の1割引 (但し、書籍は対象外) ⑤セルムホームページに教室案内を掲載 ⑥会員専用教材の購入・無料ダウンロード
入会金・年会費 個人会員 入会金1,000円 年会費 5,000円 法人会員 入会金2,000円 年会費 8,000円 ※法人会員は3名まで記名登録できます
お問合せ・お申し込み先:info@selm-j.com 詳しくは、セルムホームページhttp://selm-j.com/をご覧ください。 #
by selm_BB
| 2018-01-04 18:24
| その他
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2017年 12月 28日
2017年もそろそろ終わりですね。 前回の「逆立ちしたら見えるかな」でご紹介したように児童英語関係の勉強会、研究会で今年も何回かB.B.カードについて、セルムの考えについて、皆様にお話をさせていただく機会がありました。 声をかけてくださった関係諸氏、また参加してくださった皆様に深く感謝を申し上げます。
生来、人様の前でお話をするのが苦手な私が曲がりなりにも「プレゼン」のような形で発表するようになったことについては自分でも「よくやってるなあ」と感じることが多々あるのですが、正直申し上げますと、毎回、発表内容についてはなかなか満足のいく形にならず、歯がゆい思いをしております。 自分の能力のなさに呆れる一方、プレゼンの経験を積むうちに、気づいたことがあります。 それは、B.B.カードについて説明することが難しいのは、「B.B.カード」を使った英語指導が従来の「英語指導」の枠組み、考え方にうまくはまらないからだ!いうことです。 例えば、今年、ある会合で発表した際のテーマは「ライティング」でした。英検でもライティングが判定材料に用いられるなど、英語関係者の皆さんにとっては今風の言葉でいうと「バズワード(buzz word)」が「ライティング」だったようです。 また、巷でも「4技能」などという言葉が飛び交い、「スピーキング」「リスニング」「リーディング」「ライティング」などの各項目に分けて「どんな教え方がいいのか?」「どんな教材が有効か?」などと丁々発止の論議がくりひろげられていますね。 ところがB.B.カードにおきましては、それぞれの分野に特化した形で説明することが難しいのです。というのも、B.B.メソッドでは、それぞれの技能を有機的な形で身につけていくことを目指しているからなのです。この「ライティング」のテーマでお話しするときも、あれこれ考えあぐねた末に、「B.B.カードについて話す場合、各技能に特化して取り出して説明してしまうと誤解を招いたり、言葉足らずで終わってしまう」と腹をくくりまして、参加者のみなさまには「但し書き」のような「言い訳」のような「BBメソッド全体」について説明する補足のハンドアウトをお渡しした次第です。 「子ども英語教育研究大会」に参加の際も、毎年、様々なテーマがありました。過去かかげられていたテーマは、「英文法」、「子どもがワクワクする授業」、「英語の音声指導、文字指導、音声と文字を繋げる指導」でした。そして今回は先にご紹介した通り「深い学びとは?」です。セルムでもそれぞれのテーマに沿ったサブタイトルをつけてプレゼンをしたのですが、ここで白状いたしますと、プレゼンの中身は毎回、ぜ〜んぶ同じだったのです。テーマをいただき、あれこれと頭をひねるものの、「B.B.メソッドは音素、語彙、文法規則などを取り出して各部分に切り分けて教えてはいない」という結論に落ち着いてしまうのです。そして「やっぱり、B.B.について根気よく説明しよう」と気持ちを奮い立たせて壇上にのぼっている次第です。 ただ、今年最後のプレゼンで「B.B.カードと従来の英語教授法の違い」について表現の仕方を次のように変えてみました。 今までは、両者について「進め方の違い」をお伝えしてきたのですが、今回は「着地点の違い」にフォーカスしてみました。いかがでしょうか。多少なりともご理解の助けになっておりますでしょうか。 来年は、今まで温めていたインタラクションに関する工夫と、その第1回目の結果についてご報告ができればと思っています。どうぞご期待ください。 皆様、今年もこのブログにお立ち寄りくださりありがとうございました。 2018年が皆様にとって実りある一年でありますよう心よりお祈り申し上げます。【難波】 #
by selm_BB
| 2017-12-28 00:00
| BBカードメソッド
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2017年 12月 21日
教室の発表会が終わりました。今春にできた小1〜2クラスのメンバーも、サポート役の高校生たちとすっかり仲良くなって、とびきりの笑顔と元気な声で歌やセリフを披露してくれました。その「成功体験」も手伝ってか、保護者の方によると、発表会が終わってからの方がCDをよく聴いて歌っているというエピソードも(笑) 私にとって、小1〜2という年齢を受け入れるのは久々で、小1に至ってはB.B.カードを使い始めた2005年以降は初めてでした。思いの外意思の疎通ができるのだということも新鮮で、一緒にB.B.カードで楽しく遊べることも驚きでした。ごめんなさい、私はいったいどういう状態を想像していたんでしょうね(笑)秋には主語替えをした絵カードを作ってくれるところまでいきました。その様子は、以前このブログでも紹介しました。 認定講師をしていると、よく「BBをどれくらい使ったら、〇〇が始められますか?」という質問を受けます。BBのことがまだよくわからなければ、この疑問は当然だと思います。2005年にBBの体験会に参加した時の私も、もしかしたらこの質問をしたかもしれません。 私が、小1の子を相手に、いろいろなことを平気で持ち掛けるのは、もうそういう疑問を持たなくなった証拠なのだと思います。では、どうしてその疑問が解消したのでしょう。ヒントは、先の質問の中にあるように思います。 「BBをどれくらい使ったら、〇〇が始められますか?」 多くの先生がこの疑問を持つ時、「始める」と言いながら、「できる」ことを目標に据えてしまうのではないでしょうか。しかも、もしかしたら、クラス全体が「できる」状態を想像してはいないでしょうか。 「始める」のはいつでもかまわないはずです。ただし、子ども達の表情をよく見て、声をよく聴いていれば、の話。そうすれば、きっと、「ちょっとやってみようかな」という瞬間を感じるはずです。でも、あくまでも「やってみる」ということであって、「あ、まだ早かったかな」と思ったら、引っ込めればいいだけ。「できているか」を基準にするというより、「楽しめているどうか」「遊べているかどうか」という目で見れば、迷わず引っ込めることができます。しかも、「1回目」を軽く経験してもらったことになりますから、もしかしたら2回目に活きてくるかもしれません ^^ 成功体験は子ども達の心のエネルギーになります。それが自信です。「できること」を目標に置かず、「やってみたらできた」という体験をたくさんさせてあげたいと思っています。このかわいいクラスがそれを思い出させてくれました。 【魚住】 * 写真は、発表会の会場に、保護者の方が作ってくれた壁の装飾の一部。子ども達(小3〜5)の作品も並んでいます。 #
by selm_BB
| 2017-12-21 00:42
| BBあるある劇場
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2017年 12月 14日
こんにちは!中村です。 いよいよ師走、買い物に出かけると、どのお店もクリスマスムードで一杯ですね。 今回は2年生のB.B.カードを使ったクリスマスの様子を書くことにします。 子ども達が英語ルームへ到着する前に、外国のクリスマスカードやツリーの飾り等を黒板の隅に留めておきました。子ども達の反応はどうでしょうか? やがて「クリスマスだ!」の声が聞こえてきました。どうやら子どもたちの目にとまったようです。 !(^^)! 一般的に、小学校の授業では最初に「~の勉強をします」とその時間の目当てを言うそうですね。 BBでは特に何も説明しないで始めます。子ども達それぞれが自由に感じ、気づくことを大切にしたいからです。(最もBBの学びは深すぎて「一言で説明できない」という難点?もあるのですが。) ルーティンのアクテビティやクリスマスソング等に続いて、BBタイムです。HRT(学級担任)がcandle, lamb, Christmas tree、Santa Claus, angel, candy cane, bells, reindeer,presents…etc.等のクリスマスに関係のある絵カードを黒板に貼っていきます。(写真参照) 子ども達はその様子をじ~っと目で追っています。すでに知っている絵があると「サンタだ!」、「クリスマスツリー!」「プレゼント!」と友達どうしでうれしそうに言い合っています。 こんな時、あえてそれぞれの絵の単語をリピートさせたりはしません。覚えさせるのが目的ではないからです。その単語が必要になったときに知ればよいというのがBBメソッドの考えです。 準備が整ったところで、Big BBを1枚取り出し、絵のすみっこにある”d”の部分だけを見せて言いました。(以下、T: teacher S: student) T : ”Who is this?” 「誰でしょう?」 S1. : 「ハーイ! ベティです。」 (これを聞いて「アレレ? 違うのでは?」といった表情の子ども達もいます) T : “OK ! Let’s say the sentence.” 「まず、みんなで言ってみよう」 S(全員):” Betty Botter bought some butter.” ” Betty Botter bought some butter.” ” Betty Botter bought some butter.”(いつもの3回シャドウィングもバッチリです) T:「残念ながら・・・ブッブー!」(”b”と”d”は形が似ているせいか間違える子もよくいます。) S2:「ハーイ!」“Dolly Dimple danced with a dog.” T : 「ピンポ~ン!」 全員: “Dolly Dimple danced with a dog.”(みんなでいつもの3回シャドウィング) 続いて黒板に貼られたクリスマス絵カードを手で指しながら次の質問です。 T :「Dollyのカードと、どの絵を使ったおはなしをつくりますか?」(ここで、Kちゃんが真っ先に手を挙げました。) 「Kちゃん、使いたいカードにタッチしてね!」 皆で声をそろえての“One !”,Two!”, “Three!”, ” Touch!”という掛け声と共に、Kちゃんは黒板の前でしっかり背伸びして”Santa Claus”の絵にタッチしました。 S(全員):“Dolly Dimple danced with Santa Claus” “Dolly Dimple danced with Santa Claus” “Dolly Dimple danced with Santa Claus”(3回シャドウィング) 「他には?」の質問にも大勢の手が挙がりました。普段目立たないNくんが珍しく手を挙げたので、HRTがすぐ彼を指名しました。Nくんは黒板の前に出て来てなんと「プレゼント」の絵をタッチしたのです。他の子ども達が「エッ~!」という声をあげました。 彼はニコニコしながら、“Dolly Dimple danced with プレゼント” と言ったのです。そして「プレゼントをもらってうれしいから、こんなふうにダンスしたよ」と言い、ジェスチャーで両手に大きな箱を持つ格好をしながら、体を左右にゆらゆら動かして見せました。皆は笑いながら拍手しました。こんな風にして、他にも次のようなおはなしが生まれました。 “The flying reindeer will get to the forest.” はトナカイがサンタさんのお手伝いをして森にもどっていくそうですし, “Mike likes to dance with an angel.”では「マイクはエンジェルと飛びながらダンスするのが好きなんだよ。」とか”Lucy Locket lost her Christmas presents.”では「せっかくサンタさんに貰ったプレゼントなのにルーシーはまたなくしたんだ。」などなど。子ども達の作文には解説が付いていますので、さらにみんなであれこれ想像する楽しい時間となりました。【中村】
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by selm_BB
| 2017-12-14 00:00
| 小学校英語
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